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[アイドル楽曲大賞2020] 投票曲を選定した

毎年恒例のアイドル楽曲大賞が今年も開催されるということで、この1年の間に発表・発売された曲を振り返りながら投票曲を選定した。投票できる曲数の都合から惜しくも票を入れることができなかった曲もあったが、それらも含めて選定理由として簡単にコメントを書きたいと思う。

今年は感染症流行の影響で各グループのライブ活動は制限された形となり、曲やパフォーマンスに直接触れられる機会は大きく減ってしまった。しかしながら、通販でのCD・グッズ販売を行ったり、(サブスク型音楽配信サービスの普及を背景として)未音源化の既存楽曲を配信したりするなど、新たな曲に触れる機会は精力的に提供されていたのではないかと思う。個人的には、現地に行かない限り入手できないと思っていた地方グループのCDを通販で購入することができたので、悪いことばかりではなかったと感じている。

さて、今年のアイドル楽曲大賞各部門は次のように投票することにした。

※「Provided to YouTube by TuneCore Japan」と動画説明欄に記載があるものはTuneCore Japanを通して収益が権利者に還元されるもので無断でアップロードされた動画ではありません。念のため。

楽曲部門 (メジャー)

1位: だってだってだって / NMB48
2位: チョコレート・リグレット / PiXMiX
3位: 青春“サブリミナル” / =LOVE
4位: シャーベットピンク / NGT48
5位: ぼくらのターン / 虹のコンキスタドール

楽曲部門 (インディーズ/地方)

1位: サクラになっちゃうよ! / クマリデパート
2位: ポプラ / 開歌-かいか-
3位: イッツァオトメワールド / RABBIT HUTCH
同率3位: Witch / Kolokol
5位: AIMAI / 美味しい曖昧

アルバム部門

1位: WONDERLAND / Kolokol
2位: Bunny Hopping / RABBIT HUTCH
3位: Pink / RAY

推し箱部門

HKT48

楽曲部門 (メジャー)

1位: だってだってだって / NMB48

次世代エース、梅山恋和と山本彩加の2人を初めてセンターとして抜擢したシングル表題曲。
ストリングスを使った今時の曲調だが、同じ作曲者がSKEに提供した「せ~ので言おうぜ!」でも印象的なブラスがこの曲でも良いアクセントになっていて鮮やかでおしゃれ。
かわいらしい歌詞は、2枚目シングル「オーマイガー」に登場する女の子を想起させる。

2位: チョコレート・リグレット / PiXMiX

バレンタインをテーマに歌い上げた、メンバーの歌唱力が発揮された作品になっている。
2020年初めのライブで聴いてさらに好きになった。
クラスメイトへの片思いを描いた歌詞と、それを応援する友達に扮して撮影されたMVは、メンバーの年齢に合った設定で実感的。

3位: 青春“サブリミナル” / =LOVE

デビュー曲「=LOVE」の再来とも言うべき超王道ソングで、メンバーの明るい歌声が似合う。
ピアノイントロ、落ちサビと転調、海岸でのMVなど「=LOVE」との共通点がある。
髙松瞳復帰のタイミングにぴったりの爽やかな一曲。

4位: シャーベットピンク / NGT48

1年9か月ぶりのリリースとなるシングル表題曲は、新たなセンターを据えた王道ソングで、48G楽曲に触れてきたファンのツボを押さえたメロディー・アレンジとなっている。
自粛期間が終わった後のタイミングでのリリースだったが、この期間で直接会えることの貴重さを改めて認識した人は少なくなかったのではないだろうか。
久々の再会を歌った歌詞は、グループのことを指していると同時に、世相を反映しているようにも読めておもしろい。

5位: ぼくらのターン / 虹のコンキスタドール

2020年初めに3作同時リリースされた曲のうちの1曲。3作それぞれ曲調が異なり、虹コンの様々な一面を見ることができる。
その中でもこの曲は、アニメEDタイアップが付いたドラマチックでかっこいい曲調と歌詞で、2019年末で見たライブでとても印象に残った。
MVも凝っていて見応えがある。

投票候補作品

  • 「君と僕の歌」 / ≠ME
    大きなステージを目指す姿を歌った歌詞がノイミーのストーリーの輪郭を浮かび上がらせる。
  • 3-2 / HKT48
    杉山勝彦作曲に間違いなし、と思わせる一曲。
  • 僕らの春夏秋冬 / STU48 2期研究生
    STUらしい美しいメロディーとアレンジ。

楽曲部門 (インディーズ/地方)

1位: サクラになっちゃうよ! / クマリデパート

アップテンポながら切なさを感じるメロディーで、何度も繰り返し聞きたくなる曲。 途中に入る和太鼓を思わせるドラムがおもしろい。
ポップな曲ではあるが、落ちサビなどでメンバーの歌の上手さが生かされていて、歌にフィーチャーした新メンバー、七瀬マナ加入と新曲「ゴイリョクタラズ」のリリースへとストーリーが続いていく。

2位: ポプラ / 開歌-かいか-

「なんてことのない歌」が誰かの力になる。歌うことに対するグループの想いを表したような曲。
手拍子しやすいテンポと、真似しやすい振りになっていて、CDで曲を聴くだけでなくライブでもみんなで楽しむことができる。
制限のある中、配信含めライブを通して歌を届け続けてくれた開歌を象徴する一曲。

3位: イッツァオトメワールド / RABBIT HUTCH

かわいくキラキラしたラビ8の楽曲の中でも特にかわいらしい曲。
メロディーも歌詞も素敵。

同率3位: Witch / Kolokol

アルバム収録曲はどれも好みで、優劣付けがたかったが、疾走感あるイントロから始まる爽快なこの曲を選出した。
Cメロでは一転して、静かな雰囲気になり拍子も変わる緩急ある展開に惹かれた。

5位: AIMAI / 美味しい曖昧

2020年に聴いた曲の中でもインパクトがあったのがこのグループの曲だった。
1stシングル「曖昧なシングル」収録の4曲はどれも良く1曲に絞るのは悩んだが、サビ始まりと畳みかけるリズムが印象的な、グループ名にも含まれる「曖昧」を付けたこの曲を投票曲とした。

投票候補作品

  • スクエア / NELN
    NELNの楽曲の中でもお気に入りの曲。
  • good dayなday / PANDAMIC
    ノリが良く楽しい一曲。
  • MY LAST DANCE / クロスノエシス
    歌い出しから心奪われたかっこいい曲。
  • マジカル・ミラクル・トキメキ・ナイト / 謎ファイルとやま観光
    リバーブの強く掛かったボーカルが特徴的な謎ファイルとやま観光だが、今作は夜をテーマにした曲の雰囲気とマッチして絶妙。
  • MELTY MELTY LOVE / 平日管理委員会 from 狂い咲けセンターロード
    クリスマスを歌ったポップで聞き心地のよい一曲。
  • 桃色セツナ / Fullfull Pocket
    Fullfull Pocketにありそうでなかったストリングスとピアノを前面に出した歌声の重なりが美しいバラード。
  • ピューパ!! 各曲
    都会的で情緒的な楽曲が心地よい。ドッツのカバー・アレンジ曲「ねぇ」も出色の出来。
  • 透色ドロップ 各曲
    どの曲も質が高く聴きやすい。

そのほかで良かった曲

  • 未来線ダイヤグラム / アクアノート
    イントロが印象的なドラマチックな一曲。
  • ふわりふらら / LUCIANNA(アモレカリーナ)
    アモレカリーナの年少組ユニットの楽曲。のんびりした雰囲気の曲調にかわいらしい歌声が合っている。
  • MY SHINE / アンソフィ
    爽やかな風を感じられるような北陸発正統派グループ、アンソフィの2ndシングル。
  • すすめ!閃光Days / カラフルスクリーム
    ポップで洗練された楽曲を届けるカラスクの1stシングル表題曲。
  • 上海は夜の6時 / せかいシティ
    カバー曲ながら「せかいシティ」の名を体現するエキゾチックな曲。
  • Anemone / 終わらないで、夜
    展開が凝っていておしゃれ。良い意味で楽曲だけでも楽しめる。
  • Baby baby Cupid / 星歴13夜
    かっこよさとかわいさを両立した一曲。
  • ハロー ハロー / Ringwanderung
    目まぐるしく展開するメロディーとオケが特徴的で楽しくおしゃれな曲。

アルバム部門

3枚とも、これさえ聴けば各グループが音楽性と世界観がすぐに分かるような網羅度と完成度の高いアルバムとなっている。

1位: WONDERLAND / Kolokol

Kolokolはライブラリに追加しただけでそれきりになっていたが、ふと聴いてみると、自分の好みにはまる曲ばかりだった。今作も収録曲はどれも良く、アルバムとしての完成度も高い。

2位: Bunny Hopping / RABBIT HUTCH

かわいらしくキラキラした楽曲がメンバーの歌声に合っている。
各曲の作曲者が同じということで、曲に統一感がありながらもバラエティがあり聴いていて楽しい1枚。

3位: Pink / RAY

シューゲイザーをはじめとしてオルタナティブ、エレクトロなど多彩なジャンルを取り込みつつも、ポップで聞きやすく仕上げて間口を広げた名盤。

投票候補作品

  • 土曜ちゃん日祝ちゃん3 / 平日管理委員会 from 狂い咲けセンターロード
  • Predawn / NELN
  • えそらことば / ピューパ!!
  • セカイセイフク2 / われらがプワプワプーワプワ
  • 花歌 -はなうた- / 開歌-かいか-
  • MAGiCAL SUPERMARKET / マジカル・パンチライン
  • HOME / 雷都少女

推し箱部門

HKT48
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【2020/12/16 03:26 】 | 雑記 | コメント(0)
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